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2018.05.25 Friday

五平餅とへぎ板

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    NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の中で取り上げられて大評判になっている”五平餅”。

    岐阜や信州で食べられる”携帯食(テイクアウト)”です。

     

    恵那にも「五平餅屋さん」が何軒もあって地元の人は「どこどこのが旨い」とご贔屓があったりします。

    それがテレビの影響でどこのお店も大忙し。

     

    私も”五平餅”が大好きで、恵那駅前の「あまから本店」の”五平餅”がお勧めです。

    ここのは一般的な「わらじ型」ではなく「団子型」です。やや平べったい団子が串に3個ついていて

    タレの胡桃(くるみ)の風味が特徴です。

     

    「わらじ型」は上手に食べないと最後にポタリと残りが落ちたりすることがあるので注意。

    その点「団子型」は食べやすく2本食べると量も丁度よくて、昼食にもってこいです。

     

    友人のお宅で”五平餅パーティー”に招かれることもあります。

    ここのお宅は何代も続く古い家柄で、客人をもてなす”五平餅セット”が用意されています。

    といっても簡単なもので横長の七輪と板で作った五平餅を置く台が有る程度ですが。

     

    大きな窯でご飯を炊いて、少しつぶして固まりやすくします。それを串状の”へぎ板”にひっつけるのです。

    ここでナゼ”へぎ板”を使うのか説明すると、アイスキャンディーのようなのっぺりとした串では、

    ご飯がすべって落ちやすくなるから、”へぎ板”を使うのです。

     

    ”へぎ板”が解らないですね。”へぐ”とは、板を繊維に沿って割ることを言います。

    昔、ノコギリが普及する前、立ち木は斧で倒し、それをクサビで割って材にしました。

    つまり木目が通って木目の沿って割れやすい材木が建築材になったのです。

    この地方では針葉樹の杉や檜、広葉樹では栗がそれに適していました。

     

    建築には、柱材だけでなく板材も必要ですね。

    丸太の輪切りを鉈(なた)のような刃物で”へいで”行きました。それが屋根材になったのです。

    繊維が途切れていないので水が繊維に浸みこまず流れてくれるので、屋根材に使用可能な訳です。

    栗材は水にも強いので、木曽地方では戦後すぐまで栗のへぎ板葺き屋根が見られたそうです。

     

    さて、”へぎ板”は材を切ったのではなく”裂いた”板なので、断面が毛羽立っています。

    それでお米がくっつきやすく、落ち難いのです。これが”五平餅”に使われる理由です。

     

    ですが、一般的に売られている”五平餅”は木工機械で加工された薄板の串が使われているので

    ときどきポタリと落ちる事故が起るのです。

     

    昔は樵(きこり)が山に入るときに、でっかい”五平餅”を弁当として持参して

    山の中で火を熾(お)こして串をその周りに立てて焼き、温かい食事としたそうです。

     

    こんな食べ方が一番うまいだろうなぁ。

    少しこげた味噌タレの匂いがたまらん!

     

     

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