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2013.08.21 Wednesday

私の感じた「ルドルフ・シュタイナーの世界」その5

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    私の感じた「ルドルフ・シュタイナーの世界」その5 21:50
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    http://9notes.jugem.jp/?cid=16の続きです。 前回から随分時間がたってしまいました。


    「ヨーゼフ・ボイス」論の古いノートを下敷きに、この欄の「つづき」を書くため、ルドルフ・シュタイナーの著書「自由の哲学」を取り上げ考察を加えようと思い、図書館で「自由の哲学」をリクエストして読もうとしましたが、結局読み続けることを断念しました。


    もう小難しい理論の本を根気よく、頭を整理しながら文字を拾っていく作業が困難になってきました。こういう努力は、時に必要な努力と承知しているのですが、今回ばかりは完全にノックアウト。


    その理由は、私の結論になってしまうのですが「ルドルフ・シュタイナー」の世界観は西欧「キリスト教社会」の認識の下敷きなしに理解は不可能ではないか、と脳裏によぎることがシュタイナーの著書を新たに読むことをどこかで拒否しているのです。


    つまり日本人の私には、本当の意味の「人智学」の解釈はできないのではないか、と思うのです。


    私の親がキリスト教の旧教カトリック信者で、私は幼少のころから教会のミサに出席し、一般の日本人より少しはキリスト教慣れしているですが、やはりベースは日本の環境であり空気であり歴史です。この環境・空気・歴史には仏教観やカンナガラ(神道)が含まれており、それをベースに「キリスト教」を理解していると認識しています。


    それはどの宗教も国境を越え、布教活動をしようとすれば、土着・ネイティブな宗教観とのミックスを結果的に許容しなければ布教が難しいのと同じです。


    西欧のキリスト教観は、それ以前の西欧諸国の土着・ネイティブな宗教観とのミックスの上にできた「教理」であって中東エルサレムの風土観がそのままスライドして西欧に進出したのではないかと思います。


    その意味で、ドイツ人でない私にドイツ人である「シュタイナー」は理解が困難だ、と思わせるのです。(それはボイスを勉強しているときにも、しばしば強く感じました。)


    (しかし、私には困難であっても、西欧人より理解の進んでいる日本人「シュタイナー理解者」が多くいらっしゃるのは事実で、その方達の日本社会における働きは良性ですばらしいです。)(後半はその話を書きます。)


    私はそれを自分自身感じるがゆえに、日本人の私にとってほかに学びうるものがないかとずっと考えてきましたが、その答えが「道元」でありました。


    「禅」の世界観を言葉で示された「道元」の「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」。これを読み解くことの方が、シュタイナーを読み解くよりも時間的にも環境・空気・歴史的にも有効だと判断しているのです。


    それが私の答えです。シュタイナーの世界をここまでひっぱって来て、これでは元も子もないようですが、正直そうなのです。

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    とここまでぶつくさ述べてきました。ここからはちょっと違う視点で・・・


    「シュタイナー」を学んだ良性の日本人の著書を、世話になっている書店主から贈られ最近読みこんでいました。


    それが写真の「シュタイナーの時代意識と原子力」(涼風書林)です。


    著者は、キリスト者共同体司祭の「小林直生」さんです。シュタイナーの時代に原子力はなかったのですが、小林さんは原子力の問題を、シュタイナーの予言に置換え考察を加えています。原子力がどんな悪魔かシュタイナー的論理で説明してくれています。


    「そんなんこじつけじゃん」と一言で片付けることもできますが、読んでみるとなかな説得力がありました。


    ・時代は「大天使ガブリエルの時代」から「ミカエルの時代」に入ったこと。(それは物質的なものを霊的なものに向けようとする時代)


    ・「畏敬の念」を持つことの大切さ。(これがこの時代のキーワードになる。)


    ・ゾラートの悪魔(私たちはゾラートを地球から追い出すためにキリストに頼らなくてはならない。・・・?)


    ・継続する力を「ミカエル力」という。(理想を実現しようとすると必ず一回目の失敗がやってくる。それを気にしないで継続しよう)


    原子力発電所事故後、恐ろしいことが日本でおこっている。私たちはその悪魔性をしっかりと認識し、継続して「原子力発電はあってはならない」と声にし行動すること、を訴えていると小林さんの著書から感じました。


    こういう行動力と人間界から見えぬ視点で問題提起する「シュタイナーの世界観」は、私の第六感からもおおいに支持するところです。


    まとまりのない文章展開になってしまいましたが、「道元」だろうが「シュタイナー」だろうが、ここに存在する私たちは決して「物質」でないという意味において、一致していることだけは理解していただけたら幸いです。

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