和草
一年のうちで秋の草々が一番好き。
長いのや 短いのや 白いのや 黄色いのや 茶色なのや その中間色など
丈や色がとりどりでバランスがよくて美しい。
アカザ・エノコログサ・ススキ・イラクサ・ノギクなどなど。
光線も関係してるかな。強すぎず冷めすぎず優しい光だよね。
朝、新聞を取りに行く近所の土手一面に生えている
草々の姿にしばし見惚れ心洗われている。
草花って本当に美しい。震えるくらいだ。
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秋祭り
今年度は自治会長を仰せつかって、せっせせっせと公務をこなしている。
”充て職”も多くて、週に2本も会議が入るとさすがに「勘弁してよ」と言いたくなる。
おまけに今年のお祭りの当番組の自治会長なので
秋の例大祭の準備もしなくてはならない。これが大変なんよ。
鳥居に掛ける”大注連縄(おおしめなわ)”を組の集 全員で綯う(なう)。
撚り(より)を掛けるのがミソなんだが、5年に一度当番が回ってくるので
5年前の詳細は皆忘れてしまっている。
終わり掛けにようやく調子が出て来る感じで、それまではそれぞれが
「ああでもない。こうでもない」とやかましい。
11月14日がお祭り本番で、前日の13日には”道行(みちゆき)”の準備で
道路に100本の竹を飾ることになる。(竹の間を注連縄で結び 御幣(ごへい)も飾る)
当日は、進行や奉納踊りの準備や片付けやら接待やらで大わらわだろう。
雨だけが心配だ。
そんな小さな村の(現在は町だが、お祭りは昔の村単位で行っている)小さなお祭りだが、
風情があっていいもんなんだ。
お祭りと言えば、中学生の頃、よく聴いた”かぐや姫”の楽曲「ひとりきり」を思い出す。
https://www.youtube.com/watch?v=lZaY1Umt8Pc
「こんな楽しい 夢のような こんな素敵なところは もう今はない」と歌っていたけれど、
そんなことなないよ。
過疎と高齢化でなくなりそうではあるけれど「今はある」。
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秋はインテリア
お盆の週が過ぎたら急に涼しくなってホッとしています。
台風が来てるんで気の緩みはないですが、「秋」を感じることができるようになりました。
本屋さんの雑誌ではファッションやインテリアの特集が目に付きます。
涼しくなると着るモノ、暮らし方を感じることができるからでしょう。
暑いとそれどころでないですからね。
以前、”木工家具製造”を専門でやっていましたので、インテリアには興味があります。
というより専門性が高くないと商売として成り立ちませんから、必要知識でした。
家具は単独で成り立ちますが、それでもトータルコーディネイトを念頭に
しないと部屋に馴染みません。
木の良さを全面に出した”木工家具”ですが、洋風な部屋に和家具は似合わないですよね。
*
人気の高かった”耳付きテーブル”(木の皮部分がそのままの形で残っている)で
食事をすると、普段の味噌汁もおいしく感じます。(本当です!)
そのお碗が漆塗りならいっそうテーブルとマッチしますし、
味噌汁もグレードアップした感じを与えます。
その延長で茶碗もお皿も陶芸家が焼いた”作家モノ”なら
テーブルがいっそう楽しく感じられます。
テーブルウエアとしてここまででももちろんいいのですが、
椅子もテーブルに合ったモノが欲しくなるでしょう。
テーブルの下の絨毯・カーペットも感性に合ったコーディネイトを考えるように
なってきます。
明かりも重要ですね。ランプの類です。棚には本だけでなく花瓶や小物を
置きたくなりますし、そのバランスにも配慮したくなります。
生け花や壁面を飾る絵画や写真、テレビなどの電化製品のデザインにも
トータルな空間を意識し選ぶことになります。
なんて・・・これではお金がいくらあったも足りませんね。
建築そのものを考えなくてはならなくってしまうから。
*
インテリア自体そのことを考えるのが楽しいです。
モノを真剣に選ぶようになり好奇心を持って目を肥やしたい気持ちが溢れます。
”いいモノって何?”と真剣です。
結論:心を豊かにするのがインテリアです。
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雑記
暑中お見舞い申し上げます。
(「申し上げる」なんてここでしか使わない表現ですが、現在も日本語として残っているところが
不思議)
私の住む"岐阜県"は山の多い県なんですが、なんと最高気温が連発しています。
ここ恵那市はNHKの連ドラ「半分、青い」の舞台にもなっている”東美濃” 通称”東濃(とうのう)”にある
のですが、同じく”東濃”にある多治見市は2年前に全国一を勝ち取り(?)ました。
今年は恵那市の近隣の下呂市金山町で全国一の気温(41,0度)を記録。
なんでさらに山の中のにある町で最高気温を記録するのか訳がわかりせん。
どうもそれはフェーン現象のせいらしいのです。風が山を登り下りするとき登る前より下った後のほうが
気温を上昇させる現象が、山の中にある盆地などの気温を上昇させるのだそうです。
おかげで恵那市も暑いです。とほほ・・・
唯一の救いは、夜になってくれれば気温が下がってくれることくらい。
ところで、このコラムは人気がないので読者に関係なく好き勝手に書かせてもらっていますが、
同時に不人気の事実が書き続けるモチベーション低下に繋がるという 二律背反に陥っています。
人の目を気にしないで言いたいことを言う、と表向きはそう偉そうに言っていますが、
実はビビリ性なんで人の目が多くなったりするとソフト路線に変更したくなるのです。
そうすると書くことがつまらなく思えてきて、投げ出したくなります。
ブログ「古いギターはいい音がするのさ」は、それなりに多くの方に見てもらっているのですが、
”リポートする”だけだと自分の中で”表現”したい気持ちが現れてきて、このコラムが必要になって来るのです。
”表現”なんて若いときにずい分たれ流ししていたはずなんですが、まだ残っていたんですね。
恥ずかしいと言えば恥ずかしいし、一方もう少しましな表現ができないか挑戦したい気持ちもあったりして
続ける動機になっています。
美意識が隅々まで行き届く表現が理想です。
あれぇ、夜になってもまだ暑いぞ。
外は風がないのかな? ちょっと夜の散歩にでも行くかな。
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June a moment (Not Just a moment)
霧もやの中、ぼんやりと明かりが点滅している。
夜8時すぎがピークだね。
梅雨の到来とともに蛍が実在を現す。
遅れてやってきた宿無しツバメが、軒下をあさっている。
巣つくりに条件のいい軒下はすでに満員状態だからだ。
彼等のピーチクパーチクは笑えるくらい騒々しい。
レンガ大の泥だんご色の蛙”牛蛙”が
草をなぎ倒さないで移動する。
肌がぶつぶつしているが、かわいいやつだよ。
「わぁぃ、今年の梅は大きいわぁ」
梅雨に濡れながら梅の実が大きく育つ。
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春は南から
若夫婦が「南」に引越すと言う。
それを聞いて思い出した。自分たち夫婦も南下計画を持っていたな。
なぜだが南には開放的な雰囲気があって、それに憧れてそう思ったのか・・・
今となっては理由は不明だが、岐阜を振り出しに三重~奈良そして九州ついには沖縄。
メキシコまで行きたかった。
*
20代終わりに沖縄で暮らそうと思って、沖縄を旅したことがあった。
そこで感じたのは、私は海辺より山岳地方の方が相性がいいな、ってこと。
だから岐阜から出発したのだが、そこで根が生えてしまった。
でも正解。「住めば都」だよね。
*
それに引き換え「北」という言葉は、最近イメージが悪くなってかわいそう。
「北朝鮮」を「北が・・」とか言うからそれが定着してしまって損してる。
ちょっと前は倉本聰脚本「北の国から」で北海道富良野は、ばつぐんの人気だったよね。
最近では外国人観光客が、登別、洞爺湖やニセコのスキー場に訪れるよう。
北陸だって暖かい人情を感じるところ として行ってみたい。
*
私は寒がりだからね。
冬を我慢していると自然と暖かい地を欲してしまう。
そう、もうそこまで春が来ている。
春は南から。
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完全なる存在
”栗”がひとつ ポトリと 目の前で落ちる。
これを 万有引力のため、というのは間違い。
栗の樹 自らが、完熟した実を「離した」のだ。
*
生れ落ちるには訳がある。
完成しているので、現世に出現させのだ。
人間もまた例外でない。
*
秋の真理は、また美味しくもある。
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全粒粉
このビスケットを初めて食べたのは、中学生の頃だったっけ?高校生だったか、
不確かだが、衝撃的だった。
そのビスケットの名は「マクビティ・ミルクチョコレート・ビスケット」。
あまりにも今まで食べていたビスケットと違った。
英国のかほりがした。憧憬。
それまで食べていたビスケットと言えば、「森永のマリービスケット」か「チョイス」「ビスコ」
もしくは「日進のココナッツサブレ」、ローカルな「しるこサンド」ぐらいしか知らなかったから、
この「マクビティ」の味は未体験ゾーンだった。
甘いのに塩っぱい、それにガサガサしている。
そのガサガサした食感にチョコレートがまとわりついて
得たいのしれない感じがしたのだ。
そして、旨い!!! こんなうまいもの初めてだぁ!!!
お母さん「また買って来てください」と心の中で叫んでたよ。
ここで知った初めての”食感”の素は「全粒粉(ぜんりゅうふん)」。
小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもので、いわゆる「黒パン」。
ハイジがロテッテンマイヤー女史の目を盗んでタンスに隠していた「白パン」
とは違い、昔は庶民の食べ物の一種だった。
「白パン」は小麦粉から「表皮、胚芽、胚乳」を取り除いた白い粉から作ったもので
ちょっと”おしゃれ”なパンだったのね。
さてさて、その時に知った「全粒粉」のおいしさは、20代後半に「天然酵母パン」の
おいしさ開眼に繋がっていった。
田舎では「全粒粉の天然酵母パン」は好まれない。
”おしゃれ”じゃない。”粗野”な感じがする。もっと都会的な雰囲気の「白パン」がいい、と
知らず知らず田舎ではそう思ってしまっているのだ。
(ペーターのおばあさんは、歯が悪かったのか、咀嚼に優れる「白パン」を欲した)
だから、田舎でこっそり食べる「マクビティ・ミルクチョコレート・ビスケット」は
異国情緒を感じる”田園食品”なのだ。
(「田舎」を「田園」と言い換えるのは素敵なアイデアだと、我ながら感じ入っている)
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寿命
畑の端で越冬した小松菜に「菜の花」が咲いていました。
こんなところに。
野菜は「とう立ち(抽苔・ちゅうだい)」すると花をつけ実をつけようとします。
種を残すためです。
子孫を残す営みを最終目的として、野菜は生長し種を残して枯れて(死んで)行きます。
土地が肥えてない畑では早く「とう立ち」し、野菜が大地から受け取った
栄養を茎や葉の成長に使わず、種を残す営みの注ぎます。
*
先日出会ったチリのクラシックギター演奏家は、20代後半ということでしたが
日本人の我々には40代に見えました。日本人の平均寿命は男女とも80歳を越えていますが、
チリではそんな数字は出てこないでしょう。
日本人の寿命が伸びるたびに、子供が大人になるのが遅くなるように感じます。
幕末の志士は20代だったのですが、幕末は150年前ですから、はるか昔っては訳ではないです。
日本人の幼稚化は寿命とも関係があるかも知れません。
*
人間の本来の寿命は100歳前後と言われています。
「本来の寿命」とは病に侵されないで、健康でいられればの数字です。
それだけあれば、早く「とう立ち」しないで葉も幹も根もしっかりと広げて
大地や空気・太陽からの恵みを受け止め、美しい花を咲かせ、りっぱな実をつけ
十全な種を残すことが可能です。
そのときそのときを生き切れば、きっとそれぞれがそれぞれの「寿命」を全うできる生命体であります。
また、そうありたいです。
*
突然の津波や降り注いだ放射能のため寿命を全うできなかった方々のために
合掌。
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Fall
「秋は先端からやって来る」
紅葉です。
山々では紅葉はてっぺんから徐々に降りてきて、
木々では梢の先から紅葉を始めます。
紅葉と寒さはセットになっていて、
冷え込むと色付きが鮮明で綺麗になりますね。
カエデやイチョウが紅葉の華ですが、
その前に紅葉を終えたクリやカキの茶色の葉が
小路にいっぱい落ちています。
風がない日は、行楽日和で
風がある日は、部屋の中で窓の外を眺めます。
「fall of the leaf」・・・落ち葉
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